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滑走の高揚感を追求するYellow
そんなYellowのファーストモデルである”HATCHET”
普段ショートメインのライダー達に、「ヒザ波でドライブを感じる」という衝撃を与え、
小波そして旅の必需品となりました。

ショートとは次元の異なるテイクオフ、急激な加速、滑走中の強い浮遊感、強いドライブと滑走、
見た目以上に速かった切り返し、パフォーマンスボードのドライブターンに通じるターンの軌道など。

決して難しいボードではなく、独特の乗り味を容易に体感できる一本となっています。
下にはシェイパー直筆のモデル・構造解説を掲載します。

シェイパーお勧めのサイズバランスは

  • 4'11" × 21 1/4" x 2 1/2" (150 x 54 x 6.35)
  • 5'0" × 21 1/4" × 2 1/2" (152.5 x 54 x 6.35)
  • 5'2" × 21 7/16" × 2 9/16" (157.5 x 54.45 x 6.5)
  • 5'4" × 21 9/16" × 2 9/16" (162.5 x 54.77 x 6.5)
  • 5'6" × 21 3/4" × 2 5/8" (167.5 x 55.25 x 6.68)
  • 5'8" × 21 7/8" × 2 5/8" (172.8 x 55.56 x 6.68)

  • ¥108,000(フィンシステム仕様) ¥120,000(ハンドメイド・ウッドキール オンフィン仕様)

    コンセプトはショートボーダーのためのミニシモンズ。
    スタンダードなショートボードでもミニボードでもない、
    yellow固有のカテゴリー・乗り味を意識して削りました。

    特にショートボードではたるいセクションの続く波などでも楽しめるボード。
    独特のパフォーマンスとグライド感を十分に体感できるものを目指しました。



    フォームブランクスはベネットディオン社のロングボード用フォーム。
    ロング用フォームですのでストリンガーが太目の設定です。
    ストリンガー自体はフレックスストリンガーというプライウッドにしてバスウッドに近いしなりを得られ、
    やや固めのフォームとの相性がいいと感じています。
    シェイプ前のフォーム最大厚が9センチほどあるのでデッキの加工、ボトムの起伏などは自由自在です。



    ライダー達が乗っている4’11″という長さ。
    これは普段短めのパフォーマンス・ミニボードや5’10″前後のハイパフォーマンスに乗るサーファー向け
    となります。
    グライド感とパフォーマンスをバランスさせるための最適な長さかな?と思います。
    (普段のレングスとの兼ね合い)

    さらに短くしていく(4’10″未満)とシャープさ、特にボトムから上に上がる動きで失速がおこることもあると
    思います。 長過ぎるとスピードは得られる反面、ワープ感が強まり初速からのスピードの立ち上がりが激しく、 扱いづらい瞬間が現れる思います。
    ユーザーの身長・体重・普段のボードなどを吟味したサイジングが必要ではありますが、
    浮力バランスは厚みと幅、レール形状の微調整で補い、バリエーションとしては4’10〜5’6″あたりまでが 理想です。

    ノーズのスクエア形状は、ノーズ付近からテールエンドまでのレールをフルに使うためのデザインです。
    レングスとのバランスでグライド感を出すため、ライダーが乗る4’11″では6feet台のボードのレール
    有効範囲を再現しています。

    レールを突っ込んでのドライブでは、レングスの長いボードのレールをねじ込むような感覚。
    脱重したときの身軽さとの兼ね合いで、独特のワープ感が得られると思います。


    ボトムのノーズ側レールには不要なバタつきをおさえるハルエントリーとアップレールを採用しました。
    コンベックス形状の利点は水面にボトム面を吸着させる働きがあります。
    これによって不要なフローを殺し、前に出て行くスピードを得られます。





    センター付近からテールにかけては末広がりになりますが、
    前足を加重したときの安定感向上・過敏に反応しすぎないよう、狭い範囲で起伏を作ってあります。
    これはレールを入れたターン時にロールボトムとなり、さきほど説明したコンベックス形状と似たような効果が 得られます。
    このあたりはクラシックロングボードなどにも取り入れられるデザインです。



    ボトムのセンター後方からエンドに向けては、深めのシングル〜ダブル。
    テールエンドのフローとフィン間の流速を上げるため、センター後方は広くアーチを取りました。
    チャンネル形状にすればよりスピード感は増し、メリハリのある動きをしますが
    ヌルッとしたグリップ感が欲しかったので今回はチャンネルやスロットはありません。



    デッキ側はノーズに薄めのスプーンデッキ。
    トップでのターンでノーズの動きを軽くさせることと、フロントボリュームのバランスを最適化するための
    デザインです。
    これによってフルレール時の水の逃げも良いかと思います。



    センター付近はボリュームを残し、テールエンドに向かい薄く傾斜していくキャメルデッキとしたことで
    ボード全体のボリュームを調整し、レールに独特のツイスト形状をつけました。


    ノーズからアップレール、センター付近からツイストしてダウン気味にシェイプし、
    テールエンドはテーパーに近い形に整えました。
    カスタムオーダーでは、ボトムのテールからのエッジの立ちや長さを調整して味付けすることも可能です。



    フィンは白樺を基材にしたフィンランドホワイトバーチの合板を削りだしたオリジナルです。
    テール形状をバット型にして支点が三点になったこととアーチの深さ、センターのストリンガースタビなどを考え、 レイクの無い丸い形のフィンに。フォイルは内側にも若干膨らみを入れてコンケーブとのバランスをとりました。
    レイクや支点の無い形状にしてテール部分との相性を合わせています。





    そしてセンターに配したストリンガースタビライザー。
    これもブランクの厚みがあってこそ出来た加工で 当然マシンシェイプでは不可能なものです。


    テール幅のあるデザインですので、フィン間の空間を コンケーブプラスαで味付け。
    ナブスターとはまた違った意味合いでの提案です。

    このHATCHETは
    独特のスピードの立ち上がりとグライド感、ワープ感覚を得られるようにシェイプ致しました。