こんにちは。今日は少しサイズアップでした。
腰腹~場所によって腹+。
午後になりコンディションが落ちましたが、それでも十分にリップされてる方がいました。(僕はチェックだけです)
平日に波の続いた一週間でしたが、週末も遊べて良かった良かった!
商品関連ではColtex.
今期のセミドライ、全てのスーツをサイトアップしました。
新たに追加したのはベルクロZIP、そしてバックZIPです。
ご検討の方はこちらからチェックしてみて下さい。
写真は今期メインラインから外したスーツ、真冬用フリーショルダー!!
(と言っても降格ではありません、裏メニューと呼んでください)
止水力と運動性を重視する方、
そしてなによりも、、、『圧迫が苦手』な方にお勧めのスーツです。
個人的にはこのスーツを着て、パドルが調子悪い・疲れやすいと感じた日は一度もありません。
どんなに辛くても、肩が背中がパンパンになってしまっても、
ウェットのせいだとは感じないスーツと言いましょうか、突っ張り感も圧迫もなにも無い!!
これできついなら他ではもっとダメだ、、と割り切れるほどフリーな着心地です。
毎年春秋用のジャージフル、真冬用のセミドライ、その二着は必ず手元に置いています。
このフリーショルダーは止水力が高いから暖かい。
おおむね間違いないのですが、見落としたくないのがスーツ内の『ゆとり』です。
多くの部分が超が付くゆったり構造で、肌との密着面積がとても小さい。
それ故、熱伝導が起こりにくい。
スーツ外壁の温度低下 → 内壁 → 肌。
スーツ内のゆとりがこの経路を断ってるのです。
結果、裏地が起毛である必要も無くなります。
ゆとり、悪く言えばだぶつき。
「圧迫の無さ」が寒さを感じさせない構造のひとつ、という訳です。
ここまで書くと、最高のスーツだ!!!となる訳ですが、そんな落ちでもなく。
このスーツの着脱コツをマスターできた方は全体の10%程度だったかな!?そんな印象。
この10%の皆さんは今もフリーショルダーを愛用していますが、やはり超えるべきハードルがあるスーツなのです。
オーダーをお考えの皆様にはそんな側面、そして首の素材にまつわる現状など、
良いことだけではなくダウンサイドもしっかりとお話しした上で採寸させて頂いております。
我こそはそのハードルを越える!!という方はお声掛けください(汗
僕なりの脱ぎのコツ(シャワーを使いますが、もの凄いスピードで脱げます)もお教えいたします。
ここからはそんな究極スーツ、“フリーショルダー”のご紹介。
今年も昨年同様、素材を奮発しています。
アルティメットストレッチという、とてつもない伸びのラバーを
腕~背中全面~逆の腕まで、一枚パネルで使用。
Coltex.スーツで過去に使用したラバー素材の中では断トツの柔らかさ&軽さです。
また、経年劣化が極端に少なく、硬くなりにくい。
長い目で信頼できる良質素材です。
フリーショルダー(ネックエントリー)といえば着脱。
Coltex.ではこのハードルをやや低いものにしています。
他のブランドのそれよりもルーズフィット、より脱ぎやすい。
ほっそりしたシルエットは捨て、
このスーツの良い特性を残し、このスーツに求める性能を追求した結果です。
独自のカッティング、各部サイズ(太さ&長さ)の設定など。
その一つが脇から腕先端にかけての着脱ジャージパネル
(ここを引けば脱げます。ラバーは触らなくて大丈夫です)。
ネックエントリーファンの方なら、このパーツがいかに大事か分かるはず。
手首がとっても抜けやすくなっています。
着脱と言えば、脱ぎで掴む胸パネル。
ここには耐久性に優れたメッシュスキンを、独自のゆとり設定で。
(他の部分は撥水性に優れたフラットスキン、光沢の違いが見えると思います↓)
気を遣わず胸を掴めて『簡単着脱』に、そして胸部分の強度も上げています。
そして昨年と同様、弱点と思われる接合をウェーブカット(波線)化 ⇒ 強度アップ!!
過去に起こった破損事例を把握し、毎年改善に努めています。
テンションを逃がすウェーブカットは主に前股などに使いますが、
このフリーショルダーにおいては着脱時に引っ張るパーツにも採用です。
フリーショルダーは5/3mm(上半身3mm、下半身5mm)仕様が標準ですが、
この↓ 背中~腕の一枚パネル(アルティメットストレッチ、スムーススキンの部分)
ここを4mmに変更することも可能です。
より暖かさを求める方には、オフショアの当たる背中の厚みUPは効果絶大!!
しかし、、、
4mmとはいえ、このマテリアル。
伸びと軽さは抜群です☆
下半身のマテリアルは
・接合部の割れリスクが少ないウルトラストレッチ素材(ワイン色)
・暖かなブラック起毛ドライヒートWP
からご選択が可能。
湘南~南千葉辺りにおいては(接合部の)耐久性の面からウルトラストレッチ素材が人気です。
寒がりさんにはブラック起毛をご用意しています。
足首先端にはウェットブロックスキン。
海水の吸い上げを軽減するこのパーツ。
ブーツ内に溜まる海水は減ることでしょう。
足の出入りをスムースにするため、このラバーの表面は滑りやすい特殊加工。
十字にならない接合部など、強度UPには気を配っています。
セミドライ版フリーショルダーの価格は¥76800となります。
パドルが楽、とにかく疲れにくいスーツをお求めの方は選択肢に入れてみて下さい。
一度は着てみるべき、その価値のあるスーツです☆