こんにちは。最終ラウンドのこの時間帯は腿~大きいセットで腰サイズ。
地形があるので、良いポジションから立って1アクション。
やれないことはないですが、明日以降も入れる方はお休みで良いでしょう。
ボードは調子の良い小波用、またはミッドレングス限定です。
写真はここ最近ずっと乗り込んでいたSIM 4’11″(PU)。
鵠沼の膝波から、掘れた肩サイズのチューブまで。
うねりが続いたこの2週間、色んなタイプの波で試すことができました。
今日はざっくりとパドルとテイクオフ、その前後のスピード感について。
モデルとして、やはり最も強さを発揮するのは脛膝~腹オーバーくらいでしょうか。
ショートラインナップの中では断トツのテイクオフスピード。
キャッチ力がとても頼もしく、セミミッドレングスと同レベルと感じます。
具体的にはこの私物FA 5’10″(EPS)↓との比較。
両者は1フィート(30センチ)ほどのレングス差。
ラインナップ一番のフラットロッカー、パラレルレール(平行な左右のレール)。
高速を作りだす基本とも言えるセットアップが最大限にワークしています。
4’11″でこれなので5’4″~5’5″クラスになればモンスター化するのは当然のことで、以前にNaotoさん私物SIMを借りた衝撃はこれだった訳です。
ちなみにフェイスの角度もペタペタの平たい波からチューブ波まで、まるで問題ありませんでした。
超フラットロッカーのため掘れるセクションでのテイクオフ&チューブは難しいと予想したが、見事にクリアしました。
そもそも早い段階で立てること、仮にレイト気味になってもノーズ下のフリップがだいぶ利いている感じ。
写真でも見えますが、そのフリップは短い距離で作られています。
切り立ったフェイスからノーズを真下に向けてもス~っとラインに入っていける。
フラットロッカー系で気にしなければならない事、するべき動作は特に必要ないですね。
ボードが処理してくれると思います。
一つあるとするならば、ワイドノーズを活かしたテイクオフができる方により向いているでしょう。
胸を乗せこんでの圧調整、胸のプレス強弱↕ を普段からしている方。
この方にはベストフィットになります。
頭の位置はかなり前気味になり、額の真下にノーズ先端というイメージ。
このためパフォーマンス系のようにノーズエリアを前に出したい(それがないと不安だ、という方は結構います)方には不向きとなります。
パドルスピードについてもかなり速いクラスになります。
ショートラインナップ(セミミッド以上は除く)ではこのパートでもトップ。
上にも書いた超フラットロッカーとパラレルレールの効果。
これに加えてVeeの無いコンケーブエンドであることで、安定感はかなり高い。
パドルの速さはもちろん、『パドル姿勢の楽さ』も気に入って貰えるのではないか!?と思います。
次回はターンやアクションについて掘ってみます。
以前にお楽しみ系と書いたのは、このパートが特徴的だったからですね☆