今年も一年間、ありがとうございました / 人気の道具を振り返る

こんにちは。この時間帯は腿サイズ。
沖の西風が強いせいか、お昼前よりはサイズが上がりました。
ここからの夕方ラウンド、少しやれると良いですね。
道具をお持ちの方は動いても良いかもしれません。

今年も一年間、ありがとうございました。
今年は僕の体調、治療に掛かる時間の問題でご迷惑をお掛けするケースが増えました。
しかし、そんな中でもうちの道具をお考えいただける皆様には最大限の力を尽くしました。
一件一件を大事に、今出せる知識を総動員して的確に。
作り手は数年後に振り返っても恥ずかしくない物を、今できる最高レベルの精度で作る。
最大限やり切ってこそ、波乗りが楽しくて仕方がなくなる道具をお渡しできる!!
ウェットもボードも同じ。
体が楽と感じれば楽しめる、乗って速くて気持ち良ければ楽しめる。
起業から23年間コケれば次は無しと、毎日同じ気持ちで同じことをしてきましたが来年も同じ。
変わらず細々ペースですが、選んで頂けるよう頑張って参ります。

 

Coltex.としては写真のスーツ、フーデッド(フード一体型)が一番人気でした。
が、、、それを支えたのはベースとなるストレッチファスナーモデルの進化です。

これの着心地をさらにレベルアップさせたこと、浸水量をダウンさせたこと。
着心地については2024モデルよりも明確に緩め。
よりルーズフィットになりました。

やはり圧迫のない着心地は人気で、長い目で見れば2年目3年目の窮屈さも緩和される。
このストレッチファスナーモデルとの相性はこのフィット感ベストだろうと、現時点では確信しています。
来期もこのサイズ感で行く予定です。

浸水量のダウンは=同じマテリアルであれば『より暖かくなる』ということです。
生地に頼らず、スーツの構造・性能で暖かさを上げていくのが本道で、ここは本当にやり甲斐がある。
詳しくは先日の投稿で触れましたが、スーツを購入される・選ぶ方にとっては大事な部分です。
まだ読まれていない方は上のリンクから是非ご一読を!!

 

ボードについてはMML(オリジナルの方)、そしてSIMが頭一つ抜けた年でした。
特にSIMの評価は上々で、これは予想を上回りました。
ミニシモンズの難しい部分が絶妙にクリアされ、速さと軽さが印象的なモデルです。

シモンズらしくテールが強く押される感覚、下からの水圧が気持ち良い。
この『押され感』が強いから、小波でも詰まらずボードが前に出る!
個人的には小波でターンを反復練習するためのベストボードになりました。

これ↓ は膝波のインサイド。特に何もしていないが止まる気配が無い。
テイクオフ周辺の1~2mでスピードをロスしていないからで、ここでほぼほぼが決まってしまう。
他のボードよりも安定してここをクリアできるのが大きな後ろ盾になります。

 

MMLの方はミッドレングスながら動きの自由度が高いモデル。
コントロールがイージーで、その結果色んな日に使える!という評価が目立ちました。
風波でも安定して乗れつつ、振り回せるのは大きい。
楽しいモデルですが、最初に感じるのは『使えるボード』というフィーリングかもしれません。
やはりショートのシェイパーが削るボードで、強いクセが無いのも特徴です。
オーダー数としては現状オリジナルの方が多いですが、今後は中上級の皆さま向けにパフォーマンスの方もお勧めしたい。
使うメリットが今年さらに明確になったモデルです。

 

 

Coltex. 年始のオーダーは1/24(土)のお渡しです!!