Performance PIG

 

Yellowサードモデルの ”Performance PIG”

クラシカルな滑走板 ”Mid PIG” のパフォーマンスチューンが登場です。

ややスリムダウンしたボディ、50/50に近い薄めのナイフィレール、レスポンスの良いラウンドピンテール。
Mid PIGの高速滑走感を残しつつも、カービングにフォーカスした一本になっています。

ミッドレングスでカービング・レールワークを楽しむ、最高の相棒になることと思います。
下にはシェイパー直筆のモデル・構造解説を掲載します。
※コンディションを広げるクアッドプラグの追加も可能です

Mid PIGのパフォーマンスモデルを製作する上で、二つのコンセプトを念頭にシェイプしました。

 

  • Mid PIG独特の滑走感はそのままに、よりカービングに焦点を絞る。
  • ショートボードの鋭角的なパフォーマンスとは異なる、波との一体感を追求するようなパフォーマンス性。

 

まず従来のモデルと違うのは、ロッカー配分。

パフォーマンス性の向上というとロッカーは強め?と考えますが、このモデルは逆にノーズ側のロッカーを低く設定。

テールロッカーに繋がるロッカーピークもフロントよりに移動し、
大きめにスタンスを取ったときにコントロールと安定性を考えたバランスです。

この理由はレール構造との組み合わせ。
50/50のバランスでややボリュームのあるレールを、ナイフィで薄い形状にしたことが大きいです。

通常レールを薄くシャープにすることで、より深くフェイスに入れられるようになりますが、

反面全体のロッカーが強すぎると乗り手の意思よりも動きがシビアになってきます。

このバランスを適切かつソフトに保つことにより、強い加速と簡単なコントロール性を持たせています。
ロッカーバランスとレール構造はパフォーマンスに大きな関わりを持つ部分なので、慎重に整えた形となっています。

そして外観上、Mid PIGと大きく異なるのがテール形状。
テールへのPIG的アウトラインはそのまま、従来のダイヤモンドスクエアーからラウンドピン形状に
変更してあります。

これは、ターン時のレスポンスを上げるためにロングボードでは取り入れやすいデザインです。

ワイデストポイントからテールに向かって描かれるアウトラインのカーブはそのボードのカービングライン

描く、言っても過言ではありません。

Mid PIGのスクエアテールの支点を使ったピポットターンとは対照的な、
深いカービングターンを決めやすくするためのカーブとも言えます。

もともとワイデストポイントがテールよりにあるため、
テール周辺のカーブがそのままカービングに影響されてきます。

レングスの長い板の場合、ドロップニーターンを代表するようなフロントを水面から離した急激なターンが
スタイリッシュですが、ラウンドピンにすることで容易に長い時間レールを噛ませることが出来るため、
えぐるカービングや深いボトムターンがやりやすくなっています。

ボトム形状ももちろん専用に設計しなおし、ラウンドした形状はそのまま、
ノーズよりのラウンドを穏やかにし、センター付近からテールに繋がる部分は少し強めのドーム形状。

センターフィンはシングルフィン設定をベースとしてVee形状の起伏の頂点を前気味に。
フィンの後側では再び弱めのVeeに戻るようなデザインです。

水流の流れをどんなレールワークでも乱れなく取り入れることによって、

より推進力を高めるように整えました。

サイズチャートとしては
長さ 6’6”~7’6”
幅  21 3/4”~22 3/4”
厚さ 2 11/16”~3”
他のモデル同様、ユーザーの過去のボードや波質・スタイルに応じて綿密に設定できるカスタムです。

体全体の力を抜いて波の力でどこまでも滑っていけるような、乗り心地。

カットバックするときも、トップターンするときも、もちろんボトムターンでも、余計な力は要りません。
パンピングとは無縁の滑走感とドライブフィールを体感してください。