おはようございます。今日は腿腰サイズ。
しばらく続いたうねりもダウンしましたが、それでもボード次第では十分に遊べそう。
地形の決まった場所も複数あり、今朝も遊べたようです。
今後は潮の動くお昼過ぎあたりから再び良くなりそう。
お時間のある方は小波用ボード、またはミッドレングスでどうぞ☆
写真はしばらく乗り込んでいたミッドモデル “MML”。
今日までのテストサイズは極小波~胸肩くらい、
コンディションも無風~弱オン、ここ数日の強オンショアまで様々!
理解したいことが多く、波質の異なる色んなポイントにも足を運びました。
結論から言えば、このMMLはパフォーマンスミッド。
どっしりとした乗り味ではなく、軽くコントロールできるタイプ。
ショートの動きをそのまま活かし、
今までよりもハイスピードのカービング、距離を長くしたカットバックを楽しんでほしい。
長いからこそ出来る内容で、実際にここが気持ち良い。
また長いからこそ、リップから突き出すようなトップアプローチも良いでしょう。
ショートでは手の届かなかった迫力が出せるはず。
その上でミッドならではのスタイル、見栄えもゴールに据えて良いでしょう。
これらは全てアプローチの美味しい部分のみを書いていますが、
実際にはそこまで持っていくためにスピードが必要で、それをショートよりも簡単に得ることができる。
これが一番のポイントになる。
泡の下を抜けていく速度を見る限り、ボードサイズの割に滑走力はかなりのレベルで備えています。
体感的には6feet前後のセミミッドよりもワンランク、下に書きますサイズ設定次第でツーランク+の走り。
その上で、『ほぼショートなコントロール、パフォーマンス性』があるということです。
そして、ここからが肝心な処。
このMMLはこれまで計2本乗っており、自分用サイズに削ってもらったのはこれが初。
お借りものだった一本目のオリジナルバージョン(ワイド気味)とは異なる『細め&薄目』のサイズバランス。
双方を乗った限り、お客様の用途次第でお勧めは変わってきます。
①
小波での滑走力、安定感を重視する場合はオリジナルスペック。
ワイド気味でふっくらアウトライン。
上のバサルト巻きとはカーブが違いますね。
フィンについてはシングルBOXとマルチプラグがあると良いでしょう。
一本目のお借りものではシングルBOXの威力、直進力(スピードの頂点)を強く感じました。
小さなサイドバイトを併用した2+1ですね。
この部分はオーストラリア版とは切り口を変えた方が良く、これで万能化できるはず。
真ん中に入るのが7″程度のシングルであれば、容易にショートライクなマニューバーも描けます。
他にクアッド、シングル、ツイン(やや強引ですがフロントプラグを使います)での使用ができます。
※スネヒザから対応。この辺りの波を考慮すると、第一のお勧めになるのはこちらだと思います。
②
腰腹サイズ以上でターンの気持ち良さを追求する場合は、長さの割に幅の細い『細目&薄目』のスペック。
上とだぶりますが、もう一度アウトライン写真。
ストレートラインが長いのが分かると思います。
こちらでは5プラグ、またはツインだけでも良い。
僕自身はこれのツイン設定、乗り味に衝撃を受けました。
中上級以上で「腿サイズくらいはショート(小波用)で十分いける」という方はこちらが良いでしょう。
極小波にフォーカスを当てないことで、
胸肩、頭サイズの楽しさを一変させるゲームチェンジャーになり得ます。
2タイプともにシェイプの良さを活かすレングスとしては、6’4″~6’8″程度。
双方のお勧めサイズスペックについては、スチュアート本人とミーティングの上で後日アップします☆