波情報 湘南 / 少しサイズアップ! / 紅色のPanteraスタビ

おはようございます。今朝は腿~腹オーバー、待てば胸サイズのセットが割れるポイントもあります。
しかしブレイクはだいぶ速め。
高さがあり巻きそうな場所を見るとダンパー気味、切れた乗りやすい波を追えばサイズが下がる(汗
加えて後半は風が少し弱まる予報、サイズの予想が難しい日です。
ボードは対応幅の広いタイプ、今限定ならば小波用が良いでしょう。
ビーチで良い波を見つけるのは苦労しそうですが、その分空いています。

 

写真は波質・サイズの変化にも広く対応するPanteraスタビ
スタビ=スタビライザーとは「補助・安定」の意味。
オリジナルPanteraよりも、より広い範囲の方にお勧めできるようになった派生型モデルです。
(以前にも書きましたが、オリジナルPanteraはお勧めする方をある程度選んでいました)

 

カバーできる範囲が広いのが特徴で、我々おじさん世代の『これ一本!』的なオールラウンド力です。
僕自身も昨年から多用しており、特に波を選ばない部分、サイズへの対応力を気に入っています。
とにかく横に速い、そして波が柔らかくなっても安定感あり、そんなイメージ。
出番が多いので、このblogでの登場も増えました。

 

上でオールラウンドと書きましたが、位置づけとしては小波パフォーマンス(BENDERシリーズ)の下あたりです。
腿サイズの小波でしっかりと使えて、基本はそこがベース。
ツインスタビをベースに使い、ツインとの相性が良いのが特徴。

 

僕自身は弱い小波のシチュエーションではツイン設定をメインに使っています。
モデル特性から動きすぎたり、クリクリとドライブが消える方向には転びません。
プラグポジションを考慮すると寝たタイプ、ティップ部分が最後まで水を掴むタイプが良いでしょう。

私物はこの設定ですが、お客様もこれに近い設定を愛用される方が多いです↓
Panteraスタビで特にお勧めしたい乗り味はツインとの相性。
まさにこの辺りです☆

 

その上で波のサイズが上がっても、水量が増えても絶妙にふらつかない。
グイグイとドライブし、気持ち良く乗れてしまう。
これを実現しているのが、ボード下半分(テール回り)のローロッカー、そしてフィン前部分のワイズ設定かと思います。
この部分の幅広さはアウトラインカーブをストレート化し、スピード&ドライブを上げる効果がある。

 

反面、レールは厚くなく抜き差しの動作が軽い。
加えてテールエンドのVeeも絡ませ、
このあたりでグイグイ進む『直進型の性能特性』を緩和させ、コントロールの部分をアップさせています。
サーフボードというのはシーソーの様なもので、このバランス設定がとても優れている。
スチュアートのシェイプ技術を感じやすいモデルとも言えますね。

 

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